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2018年1月23日火曜日

【報告】特別支援学習会in石狩第7期(4回目)を開催


特別支援学習会 第7期(4回目)を開催しました。

新学期を迎えたばかりの学校も多いかと思います。
にも関わらず、会場が狭く感じられる程、
たくさんの方にご参加いただきました。

今回は「ワーキングメモリに配慮した授業」がテーマでした。

百玉そろばんの実演では、講師の高杉先生から「動画撮影」の許可が!
テンポ良く展開される技の数々に、
「早速使ってみたい。」という感想もいただきました。

模擬授業では、
参加者が「ひたすら喋りまくる子役」の前に立ってみるという
「体験タイム」もありました。
6名の方が前に立ち、熱心に学ばれていました。


・繰り返し学べて、何度学んでも新しい発見がある「プレイバック講座」
・納得の介入と解説、模擬授業と模擬対応
・圧巻、QA講座

など、毎回「来て良かった」と思える内容ばかりです。

次回は7期最終回です。
「ワーキングメモリに配慮した学級経営」
またまたDEEPな内容です。
そして、プレイバック講座は「愛着障害」について
最新の知見を盛り込んだ必見の講座です。


第5回もご期待ください。

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特別支援学習会 第7期(4回目)

■日時:平成30年1月19日(金) 19:00~20:45

■場所:札幌市厚別区民センター(視聴覚室)

■テーマ『ワーキングメモリ』
 〜ワーキングメモリを知り、子どもに力を付ける指導法を探る~

■講師:高杉祐之 氏
(恵庭市立和光小学校 特別支援コーディネーター)

■講座内容

【第1講座】 19:00~19:20
プレイバック講座~リミットテスト

【第2講座】 19:20~19:40
ワーキングメモリに配慮した授業
~教科書の扱い方、作業指示の仕方~
※百玉そろばんの実演あり

【休憩】 19:40~19:50
QA用紙、アンケート記入

【第3講座】 19:50~20:20
前半…模擬授業とポジティブノーリアクション体験
後半…こだわり行動への言葉かけ

【休憩】 20:20~20:25
QA用紙、アンケート記入

【第4講座】 20:25~20:45
Q&A講座

■参加者
一般 26名
事務局 9名
講師  1名
計  36名

■アンケートから

(1)
ワーキングメモリーは脳の成長とともに変わり、
さらに子どもの行動も変わっていくのはすごいと思いました。
ポジティブノーリアクションを、今から実践していきたいです。
特学で、1対1だと、とてもやりにくいのですが(特別支援児童対応で)、
わがままを言ったり、試しているのが分かるので、
そう受け止めて対応します。

(2)
なぜそれがよいのかという理論とそれを体験することで、
とてもわかりやすい講座だった。
月曜日から「楽しい」「緊張」を上手に使った授業、
一時に一事・テンポ・褒めるといった
今まで大切にしていたことをさらに大切にして、
子どもたちに安心させられるような教室を作っていきたい。

(3)
子どもの不適応行動は、
周りの大人の対応により影響力があるということを、
はじめて知り、勉強になりました。
よい対応ができるよう学んでいこうと思いました。

(4)
"荒れている"状態から
"荒れていた"6年生と周りから言われるようになってきました。
そのような状態になったのも、
特別支援学習会での学びがとても大きいように思います。
本当に感謝しております。

(5)
プレイバック講座で、大切なこと、基本を学ぶことができました。
勉強不足をとても感じました。もっと聞きたかったです。
どの講座も、具体的で、対応の基本を知ることができました。
久し振りの参加でしたので、とても学びが浅くなっていました。
もっとしっかりと、本を読み、学んで、目の前の子どのたちに、
しっかりと対応しなくては…と思っています。

(6)
改めて原理原則の大切さを学びました。
プロの教師とは何なのか、教師の仕事は子どもを成長させること、
一人ひとり、だれも見過ごすことなく、力を磨き続けます。

(7)
百玉そろばんの実演、久しぶりに見ました。
「瞬間」「隠し玉」がこんなに速いとは驚きでした。
3学期すぐにやってみたいです。

■次回以降の日程

2017.10.20~2018.2.9(月1回 計5回)

第5回  2月 9日(金)※第7期最終回です


(終了しました!)
第1回 10月20日(金)
第2回 11月10日(金)
第3回 12月 8日(金)
第4回  1月19日(金)